今月のお知らせ

天台会

 天台大師智顗は、中国天台宗の開祖である。日本天台宗も大師の思想を中心として成立し、大師の遺徳を偲ぶ法会「天台会」(霜月会)が、その忌日にあたる11月24日に、各地の天台宗寺院で厳修される。第2次世界大戦後に聖観音宗として独立した当寺も天台の流れを汲み、毎年本坊である伝法院において執り行われている。
 道場の伝法院客殿において、前日の23日には御逮夜法要が、24日には八講壇を設け、問答を通して法華経の内容を明らかにしていく論議法要が行われた。法華経の功徳を讃えた古歌にちなみ、薪と水桶を担う僧侶が壇の周囲を歩む(薪の行道)なか、粛々と法要が行われた。

天台会

三代目中村勘太郎丈・ 二代目中村長三郎丈
襲名奉告法要


 街も冬の装いをなした11月27日、当寺において、三代目中村勘太郎丈と二代目中村長三郎丈の襲名奉告法要が行われた。お2人は当代中村勘九郎丈のご子息で、来たる2月の「猿若祭2月大歌舞伎」(於歌舞伎座)が初舞台となる。
 当日は雷門での記念撮影の後、集まった歌舞伎ファンからの「中村屋!」の掛け声を浴びながら、堂々と本堂まで練り歩いた。お2人の今後の活躍を心より祈念する。
三代目中村勘太郎丈・ 二代目中村長三郎丈

歳末助け合い

 当寺では毎年12月1日から8日にかけて、境内において「歳末助け合い運動募金」を実施している。3日には一山住職および寺務員が参道に並び、ご信徒よりご寄付を募った。また翌4日には、ボーイスカウト台東第7団と横浜83団が共同して募金へのご協力を呼び掛けた。なおいただいたご浄財は、福祉施設等に全額お届けする(募金総額は以下に記載)。
  募金総額 814,691円
  1日~8日参道募金 629,398円
  ボーイスカウト募金 185,293円

 皆様の温かいお心とご協力に厚く御礼を申し上げます
歳末助け合い

成道会

 12月8日は、お釈迦さまが菩提樹下で悟りをお開きになった「成道」の日とされる。この日各地の寺院で、お釈迦さまのご遺徳を讃える成道会が厳修される。当寺では本堂に「釈迦成道図」を掲げ、貫首大僧正大導師のもと、一山住職総出仕の法要が行われた。その後、会場を仏舎利(お釈迦さまのご遺骨)が奉安されている五重塔に移して読経が行われ、お釈迦さまへの追慕の念を新たにした。

成道会

御宮殿御煤払・御開扉法要

 新年を迎えるにあたり、お堂やお像の煤払いを行う寺社も多い。当寺では毎年12月12日の夕刻、本堂閉堂後に実施され、ご本尊さまを奉安する御宮殿が清められる。一山住職が観音経を唱える中、貫首大僧正に続き寺僧が御宮殿を覆う幕のなかに入り、1年の煤が取り払われた。
 翌13日は、御宮殿の扉が開かれる、年に1度の日である。午後2時に「開扉法要」が厳修されるなか扉が開かれ、慈覚大師謹刻の御前立本尊さまと結縁しようと、多くのご信徒が参列した。

御宮殿御煤払御開扉法要

納めの観音ご縁日・羽子板市

 毎月18日は、観音さまのご縁日である。特に1年の締めくくり「納めの観音」となる12月のこの日、いつにも増して多くのご信徒で境内が賑わい、観音さまに手を合わせていた。
 また、ご縁日を中日とした17から19日にかけて、境内では年末の風物詩である羽子板市が賑々しく行われた。本来は、「納めの観音」での人出を見込んで開かれていた、正月用品を扱う市であった。やがて江戸時代末頃より、縁起物として好まれた羽子板を商う店が増え、その趨勢のもと現在に至る。今年も多くの羽子板商が露店を出し、境内は色彩豊かな羽子板に包まれた。羽子板市を終えると、いよいよ浅草も年末の風情を強める。

納めの観音ご縁日羽子板市


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