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叡山講福聚教会東日本研修会
御詠歌とは仏教の教えや、仏・各祖師の功徳を音曲にのせて讃える歌のことである。お経は聞くことにより功徳を受けるが、御詠歌は自らが唱えることで初めてその功徳を受けるといわれている。「叡山講福聚教会」とは比叡山延暦寺を総本部とし、各地の天台宗寺院を中心として、御詠歌および詠歌舞踊を研鑽する団体である。
10月7日・8日、同団体の東日本研修会が浅草寺にて行われた。浅草ビューホテルで開講式を行ったのち、当寺境内の淡島堂、五重塔院、福祉会館で御詠歌・詠歌舞踊の研修・検定が実施された。今回の研修会には福聚教会の会員のみならず、当寺の御詠歌の団体「御詠歌金龍講」の会員も参加された。2日目には本堂において「詠舞奉納法要」が厳修された。延暦寺執行導師のもと般若心経が唱えられ、総勢250名による「浅草寺詠歌」や「観音和讃」の御詠歌・御和讃の奉詠、さらに「伝教大師讃仰和讃」の舞踊も奉納された。