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    温座秘法陀羅尼会

    1月12日から18日までの7日間にわたり、「温座秘法陀羅尼会」が厳修された。「温座」の名は、一山住職が昼夜不断で陀羅尼を修するため座が冷えないことに由来し、天下泰平・玉体安穏・万民豊楽が祈願される。
     18日夕刻の結願座では、一山住職による陀羅尼文が響き渡るなか、貫首大僧正による最後の168座目の聖観音供が修された。結願作法が修了すると堂内のあかりが全て消され、燃え盛る松明を手にした鬼による「亡者送り」が行われた。これは魑魅魍魎や餓鬼に供物を捧げ悪霊を鎮める行事である。鬼は松明を地面に叩きつけながら境内を巡り、除災招福の祈願が魔事なく円成した。